錦鯉の予防

予  防
 新たに鯉を購入したり、品評会等に出品した鯉など、魚の移動があり発病の恐れがある場合には、水産用薬剤で、FRP水槽等を用いて薬浴をして下さい。なお、大量の魚を処置する場合は、アクアフェンLを経口投与して下さい。

ミロキサシン(商品名 水産用オスカシン散)を用いて薬浴する場合 •薬浴は、水量1立法メートル当たり600g溶かして用いますが、この薬剤はそのままでは水に溶けないので、オスカシンの1/60の量の重曹(重炭酸ソーダ)を添加して行い、食塩を加えて薬浴して下さい。その後にエピスチリス症などの寄生虫による病気を予防するために、マゾテン、マラカイトグリーンによる薬浴をして下さい。薬剤の濃度は下を記参考にして下さい。

水量 水産用オスカシン散 重曹 食塩 マゾテン マラカイトグリーン
1立方メートルの場合 600g 10g 5 ㎏ 0.3 ~0.5 g 0.3g

•薬剤は、水産用オスカシン散と重曹を、バケツの水などであらかじめ混合してから水槽に入れ、水槽全体が均一になるように撹拌して下さい。
•以上の薬液の中で、鯉を2日間薬浴し、水温は20~25℃を保持して下さい。
•オスカシンは、水槽に溶かした後で濁りを生じる場合がありますが、鯉に異常がなければそのまま薬浴を続けて下さい。
•オスカシンの薬浴終了後は、薬液を完全に排水してから、新たにマゾテン、マラカイトグリーンで3日間薬浴します。

〈注意〉 •水槽の水量と薬剤の量は正確に計ること。
•薬剤は光により分解されるので、遮光して薬浴すること。
•薬浴中は酸欠を起こさないように、エアーレーション等を十分に行う。
•薬浴終了後の薬液は河川などに流さずに、下水処理が可能な排水溝に流すこと。
•オスカシンの薬浴と寄生虫の予防は別々に行う。