池作りのポイント パートⅡ

①池の底 ②池の側面 ③全体の形

 

池の形は?

池の底
  池の底の四隅に底水抜きを作るという面白いお話があります。錦鯉が、隅っこでトイレをするというのです。そんな馬鹿なとお思いでしょうが、そんなふうに考えられたこともありました。
池の底に細いパイプを四本も通したのでは、水漏れやパイプ詰まりも多く何かあるたびに池底を掘り返すことになります。池底を掘り返すということは、池を作りなおすにも等しいことです。
池底に関してはいろいろな疑問点があります。だいたい池底はすり鉢型と決まっているようです。しかし、池の真ん中や窪みに汚れ物が溜まるとは限らないのです。もうひとつ、池の底に傾斜をつける必要はなぜあるのでしょうか。
又、和風のひょうたん池の底には真ん中に仕切りが有るのをご存知ですか。
一方に錦鯉を移しておいて、もう一方の池を洗い、済んだら入れ替えて、もう一方を洗うというわけです。これは、池を洗うために必要であり、錦鯉のためでは決してありません。
   
池の側面
  池の側面には、透明な池水の場合でも長い間に綺麗な藍藻類がつきます。ですからどんなに飾っても見えなくなります。池の側面をガラス張りにして見たいという場合、これは問題ですが、側面に短い苔のような藍藻類が生えていても、上から見る池水は底まで透明なものです。(長い藻が生える池は別問題)この場合には、常にガラスに付いた苔をふき取ることになります。
3 全体の形
  池の形が四角いとか、丸いとか長いとか、これにもおもしろい話があります。
丸い池が良いという人がいます。錦鯉は左周りとか、右周りとかいうように同じ方向にぐるぐる回るというのです。一方に長い池は良くないという人もいます。錦鯉が直線で行動するために細長くなるというのです。錦鯉の行動にそんな方向性はありません。
錦鯉を飼う池の形は出来るだけ、地形に合わせることは良いのですが、
淀み、窪み、仕切りの無いものが一番良いと思います。
また、池のコーナーは角丸にしないと、錦鯉を傷つけるというのですが、そんなこともないようです。ただし、錦鯉は水面より上に跳ねることは有るので、低い硬い蓋などでは頭を傷つけることがあります。