水槽の立ち上げ

準備するもの・水あわせ

■水槽の立ち上げ■

準備するもの

●底砂●水草●流木●ろ過器●ブクブク●水

  1. 流木を鍋で煮たり、熱湯をかけたりして殺菌します。その後、アク抜きの為、しばらく別容器で水に浸けておきます(1~2週間くらい)。水が濁ったらその都度換えます。
  2. 底砂をバケツ等の別容器に入れよく洗ってから、水槽の底に敷きます。
  3. 水草をよく洗ってから(病気や悪い貝、謎の卵などが付いていることがあります)植えます。底砂に埋め込んだり、おもりを付けて沈めたりします。この時レイアウトをよく考えて(将来水草が伸びることも考慮して)植えておいた方がよいです。前景には背の低いものを、背景には背の高いものを配置すると、見栄えが良くなると思います。この時までに流木の準備が出来ていれば、一緒にセットします。
  4. 水をゆっくり入れます。(激しく入れると、水草が抜けたり場所が変わったり、砂が舞い上がって水が濁ったりします。注意!)この時の水は水道水をそのまま入れています。
  5. ろ過器とブクブクをセットして、運転します。
  6. 1週間程置きます。(最初は水が濁っていますが、段々澄んできます。)
  7. 水あわせ(下の『水あわせ』の項参照)をして、めだかを入れます。

水槽セッティング1日目 水槽セッティング1週間後

写真左がセッティング1日目、右が1週間後の水槽です。

※すでに水槽を立ち上げている場合は、そちらから水や砂の一部を持ってくると、バクテリアが一緒に移動してきて、水質が早く安定しますよ。


■水あわせ■

めだかにとって水温、水質の急激な変化はストレスになります。そこで、新しい環境に移し変える際には『水あわせ』を行い、ストレスを和らげてやることが大切です。
参考に、水あわせの方法(最も丁寧な方法)を紹介しておきます。

  1. ビニール袋などに元居た水槽の水とめだかを一緒に入れ、新しい水槽に1時間くらい浮かべておきます。
  2. 水温が同じくらいになったら今度は新しい水槽の水をビニール袋の中に少量加えます。その状態で、またしばらく浮かべておきます。
  3. 再び新しい水槽の水を少量加え、しばらくおきます。これを4、5回繰り返し、水質にも充分なじませます。
  4. 網などでめだかをビニール袋からすくい、新しい水槽に入れます。この際、袋内の水は入れないようにします。(病気や悪い貝の混入を防ぐ為。)

このくらい丁寧にすると確実です。


■混合飼育1(種類やサイズの違う場合)■

彼らがどういう風にお互いを見ているかは分かりませんが、同種の物(=めだか同士)として認識していることは確かです。その証拠に、不安になるとみんなで寄り添って固まりますし、交尾も種類やサイズに関係なく行なわれています。

ただ色んな種類を一緒に飼うと、混血児が生まれます。純粋な種類を保持したければ、種類別に飼わなければなりません。

混血という点で、野生の黒めだかは特に注意が必要です。野生の黒めだかは現在絶滅危惧種に指定されており、遺伝子レベルでの保護が必要です。地域ごとに異なる遺伝子を持っていますので、他地域の野生めだかと混血させてはいけませんし、人間の手で観賞用に生み出された他のめだか達との混血も絶対に避けなければなりません。したがって野生の黒めだかは混合飼育してはいけません。


■混合飼育2(めだか以外の生物との混泳)■

小型~中型の大人しい魚となら一緒に住めると思います。オトシンクルスとコリドラスしか混泳させたことがないので、はっきりとしたことは言えないのですが…。
大型で肉食の魚と混泳すると(当然ですが)食べられます。
逆にめだかより小さい魚や他の魚の稚魚が一緒だと、めだかの方が食べてしまいますよ。

エビ

基本的に問題は無いのですが、★になっているめだかを水槽内に放置していると食べてしまいます。それに味を占めると、今度は弱っているめだかを集団で襲うようになるので注意が必要です。特にめだかより体の大きなエビだと危険度が上がりますので、ヤマトヌマエビ等を混泳させる場合は気をつけて下さい。

生きているめだかに取り付いて食べるということは、まず無いと思います。ただ★の子を放置していると、エビと同様群がってきて食べます。
爆殖や水草の食害などが問題の貝もいます。石巻貝系の貝(汽水でしか増えないので爆殖問題は無し、食害も見た事はありませんが…)しかいませんので他の貝のこと等、詳しいことは分かりません。


■水槽掃除の強い味方■

コリドラス オトシンクルス イナズマカノコ

『水槽の掃除屋さん』を入れておくと、日頃から掃除をしてくれるので、楽ちんです。
写真は掃除屋さんたち。左から『コリドラス(・ジュリィ)』、『オトシンクルス』、『イナズマカノコ』です。
コリドラスはコケは食べませんが、底砂の間に入った残り餌を食べてくれます。(めだかの残り餌だけだと餌が足りない場合があるので、専用の餌もあげます。)
オトシンクルスはコケを良く食べます。ヒゲ状に伸びたコケより、うっすら生えて、水草や壁面に付くコケが得意のようです。
イナズマカノコは、『石巻貝』の親戚です。コケを食べてくれます。大きくなると直径3cmくらいまで成長します。大きい程掃除の実力はありますが、見た目の問題(目に付く、食べ跡くっきり)も出てきます。また、大きいと小回りが利かないという問題もあります。

便利な掃除屋さんたちですが、めだかと好む環境が違ったり、めだかよりデリケートな場合があります。同居させる前に、めだかと一緒に住む事ができるのか確認することをお勧めします。


■水槽の掃除■

日頃のお掃除は『掃除屋さん』に任せるとしても、最終的には人間の手できちんとやらないといけません。
週に1度(底砂やろ過器が無い場合は2、3度)はコケや残り餌、痛んだ水草、めだかの排泄物などを取り除きましょう。
大きな掃除は水換えと一緒にすると楽です。ホースポンプを使うと底砂の中に入ったゴミを、上手く吸い出すことが出来ます。細かいゴミ取りには、ピンセットやスポイトの使用が効果的です。


■種類別の難易度■

あえて難易度で分けるなら、緋めだかが1番飼い易く、その次が白めだか、次が青めだかと蛍光めだか、次が光めだか、半だるまめだか、最後がアルビノめだかというところでしょうか。