稚魚の飼育方法

飼育場所・稚魚の餌・成長差に注意・親との同居

■飼育場所■

理想は、大人になってもそのまま飼えるような場所で育てることです。

なるべく水の量が多い場所で(1匹に対して1リットルが理想です。深さより、広さがある容器が良いです。)、ブクブクを付けて飼うことをお勧めします。
小さい内は少ない水でも育ちますが、すぐに大きくなり、酸欠や、排泄物による水質悪化でばたばた★になります。また水(酸素)が少ないと、奇形が出易いように思います。

ブクブクを付ける場合は、調整バルブや分岐コックなどを利用して、威力を弱めてください。ブクブクによって水流が生まれますが、これが強いと稚魚は泳ぎ疲れて★になってしまいます。ブクブクがあると、水中の酸素濃度が高くなりますので、無い時より多くの稚魚を飼う事ができます(無い時の3倍程度)。


■稚魚の餌■

「生まれてから2,3日は、お腹の袋(ヨークサック)から養分を摂取する為、餌はいらない」という説もありますが、「1日目から餌をやった方が、その後の成長具合がよい」という掲示板の書き込み(ポリーさんの『メダカ大好き相談室・メダカの掲示板』にて)を見たことがありますし、実際1日目から餌を食べている(ような)様子を見たこともありますので、我が家は『1日目から餌をやる派』です。

スパイスミル

餌は、市販でベビー用のものも売っていますが、大人の餌をすり潰したものでも食べます。
すり潰しを与える場合は、とにかくよく潰して下さい。生まれたての子は全長3mm程度ですから、口なんて本当に小さいです。中途半端に潰した餌では食べられず、残ってしまい、それを放っておくと水質悪化につながります。


■成長差に注意■

生後大体1ヶ月くらいになると、体長が1cmを超えます(時期や水温等の条件によって変わります)。そうしたら、要注意です。
この頃から、兄弟を食べてしまうようになります。同じサイズの子は食べませんが、生まれたての子や、同時期に生まれた中でも成長の遅い子はターゲットになり得ます。

これを防ぐ為には、まず①違う時期に生まれた子ども達を一まとめに同じ容器に入れないこと、②同時期に生まれた子でも、体格差のある子は別容器に移す、仕切りを設けるなどして隔離すること、が大切です。


■親との同居■

小さい内に親水槽に入れると、即食べられてしまいます。
体長1cm以上になると、隠れ場所が多く存在する場所に限り大丈夫(ただし、かなりビクビクした生活を送ることになります)、1.5cmを超えれば、食べられることは無いと思います(が、追いかけられることはあるかも?)。

安心して入れられるのは、1.8cm以上くらいでしょうか。

メダカの種類

カラーめだか・アルビノめだか・だるまめだか・光めだか・光だるまめだか・アルビノだるまめだか・蛍光めだか・コリドラス・エビ・オトシンクルス

INDEX
カラーめだか(8) アルビノめだか(3) だるまめだか(3)
光めだか(3) 光だるまめだか(3) アルビノだるまめだか(2)
蛍光めだか(4) コリドラス(5) エビ(4)
オトシンクルス(4)   ※カッコ内は写真の枚数

カラーめだか

黒めだか(混血) 黒めだか(混血)
緋めだか 緋めだか
青めだか(パープル) 白めだか
白めだか 白めだか

アルビノめだか

アルビノめだか アルビノの目(レンズ)
アルビノめだか  

だるまめだか

青半だるま(パープル) 青半だるま(パープル)
青半だるま(パープル)

光めだか

青光めだか(パールブルー) 黄金光めだか
白光めだか

光だるまめだか

黄金光だるま 白光だるま
黄金光だるま

アルビノだるまめだか

アルビノ半だるま アルビノ半だるま

蛍光めだか

蛍光めだか 蛍光めだか
蛍光めだか 蛍光めだか

コリドラス

コリドラス・ステルバイ(成長前) コリドラス・ステルバイ(成長後)
コリドラス・ジュリィ
コリドラス・ゴッセイ コリドラス・ゴッセイ

エビ

クリスタル・レッド・シュリンプ クリスタル・レッド・シュリンプ
稚ミナミヌマエビ ミナミヌマエビ

オトシンクルス

オトシン オトシン
食べ過ぎオトシン ゼブラオトシン

メダカの繁殖方法

親の性質

繁殖方法

■親の性質■

繁殖の為に、まずこれを知っていただかないと!
めだかの親は自分が産んだ卵や、孵化した稚魚を食べます。だから卵や稚魚は親から隔離しないと育ちません。


■産卵の条件■

水温が20度以上、日照時間(室内照明でも可)13時間以上で産卵します。自然条件下では4月~10月くらいのようです。室内の場合は、ヒーターや照明で環境を整えてやれば、真冬でも産卵します。

最適条件は水温25~28度、日照時間14時間程度のようです。


■親の数■

最低オス・メス1匹づついれば繁殖は可能です。が、相性が悪いと交尾しません。また、コンディション(疲れ、病気、構造上の異常・奇形、未成熟等)によっても産まないことがあります。
よく「繁殖させるなら最低10匹はいる。」と言われます。このくらいいれば確実だと思います。オスよりメスが多い方が、当然産卵量は増えます。


■交尾■

交尾は明け方に行われます。オスがメスの体の下をクルクル回って交尾を促します。メスがその気になったら、オスが背ビレと尻ビレでメスを抱きます。そのままの姿勢でメスが卵を産み、オスが精子をかけます。(卵が先か精子が先かは、はっきりとは分かっていないようです。)その間10~20秒くらいでしょうか。交尾が終わると、オスはメスから離れます。メスはちょっとの間じっとしていますが、直にお腹に卵を付けたまま泳ぎ始めます。

交尾が見たいけれど、早起きできないあなたの為に!ちょっと反則技を紹介します。

その1・暗幕作戦
夜寝る時に、黒い布など光を遮断するものを水槽にかぶせておきます。
朝あなたがすっかり起きてから布を取ると、めだかはその時を夜明けと勘違いして、交尾を始めます。
その2・夜更かしお寝坊作戦
夜中(1時~2時くらい)まで電気を付けてめだかを起こしておきます。そうすると、寝坊するのか?あなたが起きる頃(7時~9時くらい)ようやく交尾を始めます。


■1回に産む卵の数■

1匹の1回の産卵数は10~2、30個くらいでしょう。しかし、これより少なくても多くても心配は無いと思います。かなり個体差がありますから。
特に産み始めの頃は1~2、3個と少なめです。産んだり産まなかったりもします。産まない日が長く続くこともありますが、まだ体ができあがっていないだけで心配はいりません。大人として成熟すると、ほとんど毎日卵を産むようになります。


■特殊なめだかの産卵数■

半だるまめだかは1回の産卵で5~10個くらい産。体が小さい割には良く産む
だるまめだかになるともっと産卵数は少ない、毎日産むこともないそうです。
アルビノめだかは(透明感が薄く、オスは黄味がかっている)は、普通のめだかと同じようにほとんど毎日産卵しています。産卵数も10~20個くらいです。
きちんとしたアルビノ(透明感があり、オスメスの体色に差がない)はだるまめだか同様に、産卵数も産卵日も少ないようです。


■産卵後の卵について■

有精卵 無精卵

メスは卵を産むと、しばらくお腹に付けて泳ぎます。その内、水草等に体を擦りつけて卵を産み付けます。

写真左が有精卵です。透明で、指などで触っても弾力があり割れません。
卵の表面から『付着毛』という粘着性のある糸状のものが出ており、これで卵同士がしっかり結びついています。親が卵を生みつける際にも、この付着毛が水草等に絡まることで安定してひっつきます。
写真では親の産卵口と卵の間に糸状のものが見えますが、これは寄り合わさった付着毛です。

右は無精卵です。白く濁っていて、触ると割れてしまいます。無精卵はそのまま置いておくとカビてしまい水質悪化につながるので、見つけ次第取り除いた方が良いでしょう。


■採卵方法1(直接採卵)■

採卵はメスのお腹から直接採る方法と、水草等にくっつけたものを採る方法とがあります。
直接採る場合は、お腹に卵を付けている内に網ですくい取り、柔らかいハケなどで採ります。

直接採卵のメリットは、どの親から卵を採ったか(つまりどの親の子か)確実に分かること、取りこぼしが無いこと等があげられます。反面、網ですくったり体に触ったりするので、親にストレスがかかります。また、段々警戒するようになり、人間が近づくと逃げるようになります。


■採卵方法2(間接採卵)■

直接採卵するのでなければ、卵を産み付けられるものを入れておき、メスが産み付けた後に採卵します。

キンギョソウ(アナカリス・オオカナダモ)やウィローモスなど、体の擦り付け易そうな水草を入れておけば、それに卵をひっつけます。
一般的によく聞くのは「ホテイアオイ」ですが、大きいし花が水面上に咲くので屋内飼育(特に小さい水槽等)には向かないような気がします。「シュロの皮」もよく聞くのですが、私はよく知りません。
見た目にこだわりが無ければ、毛糸を入れても良いそうですよ。

間接採卵の最大のメリットは、親にストレスがかからないことです。しかし、卵の取りこぼしや捕食は相当あるでしょう。


■繁殖場所■

色んな種類を一緒に飼っていて、その中の特定種のみを繁殖させたい時は、隔離しないといけません。

そのまま稚魚の飼育に移行できるような容器を準備し、そこに増やしたい種を隔離して産卵させています。1週間程産卵してもらい、その間採卵はしません。1週間というのは、稚魚が孵る日数です。今の時期(夏)は孵化が早いので、1週間でぎりぎりです。
多少親に卵を食べられますが、親も子もストレスが少なく(毎日人間が干渉しない、移動が少ない、誕生前と後で水質の差が無い)、種類と大きさ(1週間程度なら、あまり成長差がありません)で確実に分けることができるので、よいです。


■卵の管理■

卵のうちは水質はあまり気にしなくてもよい、という意見もあるのですが。昨年、プリンカップに何10個も卵を入れて、孵化したら別容器に移すという方法をとっていて、沢山★や奇形がでた。それで今年は、孵化後もそのまま生活できるような状態(適度な広さの容器にブクブク、水草等をセット)にしてその中に卵を入れるようにしています。孵化の前後で容器を分ける場合でも、ブクブクをセットして新鮮な酸素を送るようにしています。

やむを得ず小さな容器で卵のみを管理する場合には、あまり高温にならないように気をつけ、水換えをして水質悪化を防ぎましょう。容器の底にそのまま卵を置いているとカビやすいので(水底にカビ菌が多いそうです)、水草等にくっつけて底から離すとよいですよ。


■孵化■

季節や水温等によって異なりますが、大体1~2週間程度で孵化します(詳しくは上項『孵化までの日数』をお読み下さい)。
最初は透明な卵ですが、徐々に中で体が出来上がっていきます。その様子は肉眼でもしっかり確認できます。
孵化が近づくと、稚魚が卵の中でくるっと回るようになります。また『ふ化酵素』という酵素を出して、卵の殻を溶かします。これらの行為によって、卵の殻を徐々に破り出てきます。

ふ化酵素は水質を悪化させるそうなので、沢山孵化し始めたら水質に気をつけないといけません。


水槽の立ち上げ

準備するもの・水あわせ

■水槽の立ち上げ■

準備するもの

●底砂●水草●流木●ろ過器●ブクブク●水

  1. 流木を鍋で煮たり、熱湯をかけたりして殺菌します。その後、アク抜きの為、しばらく別容器で水に浸けておきます(1~2週間くらい)。水が濁ったらその都度換えます。
  2. 底砂をバケツ等の別容器に入れよく洗ってから、水槽の底に敷きます。
  3. 水草をよく洗ってから(病気や悪い貝、謎の卵などが付いていることがあります)植えます。底砂に埋め込んだり、おもりを付けて沈めたりします。この時レイアウトをよく考えて(将来水草が伸びることも考慮して)植えておいた方がよいです。前景には背の低いものを、背景には背の高いものを配置すると、見栄えが良くなると思います。この時までに流木の準備が出来ていれば、一緒にセットします。
  4. 水をゆっくり入れます。(激しく入れると、水草が抜けたり場所が変わったり、砂が舞い上がって水が濁ったりします。注意!)この時の水は水道水をそのまま入れています。
  5. ろ過器とブクブクをセットして、運転します。
  6. 1週間程置きます。(最初は水が濁っていますが、段々澄んできます。)
  7. 水あわせ(下の『水あわせ』の項参照)をして、めだかを入れます。

水槽セッティング1日目 水槽セッティング1週間後

写真左がセッティング1日目、右が1週間後の水槽です。

※すでに水槽を立ち上げている場合は、そちらから水や砂の一部を持ってくると、バクテリアが一緒に移動してきて、水質が早く安定しますよ。


■水あわせ■

めだかにとって水温、水質の急激な変化はストレスになります。そこで、新しい環境に移し変える際には『水あわせ』を行い、ストレスを和らげてやることが大切です。
参考に、水あわせの方法(最も丁寧な方法)を紹介しておきます。

  1. ビニール袋などに元居た水槽の水とめだかを一緒に入れ、新しい水槽に1時間くらい浮かべておきます。
  2. 水温が同じくらいになったら今度は新しい水槽の水をビニール袋の中に少量加えます。その状態で、またしばらく浮かべておきます。
  3. 再び新しい水槽の水を少量加え、しばらくおきます。これを4、5回繰り返し、水質にも充分なじませます。
  4. 網などでめだかをビニール袋からすくい、新しい水槽に入れます。この際、袋内の水は入れないようにします。(病気や悪い貝の混入を防ぐ為。)

このくらい丁寧にすると確実です。


■混合飼育1(種類やサイズの違う場合)■

彼らがどういう風にお互いを見ているかは分かりませんが、同種の物(=めだか同士)として認識していることは確かです。その証拠に、不安になるとみんなで寄り添って固まりますし、交尾も種類やサイズに関係なく行なわれています。

ただ色んな種類を一緒に飼うと、混血児が生まれます。純粋な種類を保持したければ、種類別に飼わなければなりません。

混血という点で、野生の黒めだかは特に注意が必要です。野生の黒めだかは現在絶滅危惧種に指定されており、遺伝子レベルでの保護が必要です。地域ごとに異なる遺伝子を持っていますので、他地域の野生めだかと混血させてはいけませんし、人間の手で観賞用に生み出された他のめだか達との混血も絶対に避けなければなりません。したがって野生の黒めだかは混合飼育してはいけません。


■混合飼育2(めだか以外の生物との混泳)■

小型~中型の大人しい魚となら一緒に住めると思います。オトシンクルスとコリドラスしか混泳させたことがないので、はっきりとしたことは言えないのですが…。
大型で肉食の魚と混泳すると(当然ですが)食べられます。
逆にめだかより小さい魚や他の魚の稚魚が一緒だと、めだかの方が食べてしまいますよ。

エビ

基本的に問題は無いのですが、★になっているめだかを水槽内に放置していると食べてしまいます。それに味を占めると、今度は弱っているめだかを集団で襲うようになるので注意が必要です。特にめだかより体の大きなエビだと危険度が上がりますので、ヤマトヌマエビ等を混泳させる場合は気をつけて下さい。

生きているめだかに取り付いて食べるということは、まず無いと思います。ただ★の子を放置していると、エビと同様群がってきて食べます。
爆殖や水草の食害などが問題の貝もいます。石巻貝系の貝(汽水でしか増えないので爆殖問題は無し、食害も見た事はありませんが…)しかいませんので他の貝のこと等、詳しいことは分かりません。


■水槽掃除の強い味方■

コリドラス オトシンクルス イナズマカノコ

『水槽の掃除屋さん』を入れておくと、日頃から掃除をしてくれるので、楽ちんです。
写真は掃除屋さんたち。左から『コリドラス(・ジュリィ)』、『オトシンクルス』、『イナズマカノコ』です。
コリドラスはコケは食べませんが、底砂の間に入った残り餌を食べてくれます。(めだかの残り餌だけだと餌が足りない場合があるので、専用の餌もあげます。)
オトシンクルスはコケを良く食べます。ヒゲ状に伸びたコケより、うっすら生えて、水草や壁面に付くコケが得意のようです。
イナズマカノコは、『石巻貝』の親戚です。コケを食べてくれます。大きくなると直径3cmくらいまで成長します。大きい程掃除の実力はありますが、見た目の問題(目に付く、食べ跡くっきり)も出てきます。また、大きいと小回りが利かないという問題もあります。

便利な掃除屋さんたちですが、めだかと好む環境が違ったり、めだかよりデリケートな場合があります。同居させる前に、めだかと一緒に住む事ができるのか確認することをお勧めします。


■水槽の掃除■

日頃のお掃除は『掃除屋さん』に任せるとしても、最終的には人間の手できちんとやらないといけません。
週に1度(底砂やろ過器が無い場合は2、3度)はコケや残り餌、痛んだ水草、めだかの排泄物などを取り除きましょう。
大きな掃除は水換えと一緒にすると楽です。ホースポンプを使うと底砂の中に入ったゴミを、上手く吸い出すことが出来ます。細かいゴミ取りには、ピンセットやスポイトの使用が効果的です。


■種類別の難易度■

あえて難易度で分けるなら、緋めだかが1番飼い易く、その次が白めだか、次が青めだかと蛍光めだか、次が光めだか、半だるまめだか、最後がアルビノめだかというところでしょうか。

めだかの飼い方 水質について

水は綺麗過ぎても汚すぎてもダメです。また、水温や水流についても配慮する必要があります。

■水質について■

水は綺麗過ぎても汚すぎてもダメです。また、水温や水流についても配慮する必要があります。

綺麗な場合

空気中に菌や虫などが居て、その中で私たちが暮らしているのと同様に、水中にも菌や微生物(バクテリア等)が居て、めだかと共に水槽内の環境を作っています。だから毎日水換えや掃除をして綺麗にし過ぎると、そうした小さな生き物達が居なくなってしまい、逆に生活し難くなります。

汚い場合

水質悪化には、めだかの排泄物による汚れ、残り餌による汚れ、呼吸による二酸化炭素の増加、それら全てが影響して起こるph(ペーハー)の変化などがあげられます。
多少の汚い水でも生活できるめだかですが(自然状況下では、水の澱んでいる場所=泥やゴミがたまり易い場所で生活しています)、あまり汚すぎると病気になったり、寿命が短くなったりします。子どもの場合は奇形になったり、成長が遅くなったりします。
こうした問題を防ぐ為に、1週間に1度、水槽内の1/4(4分の1)~1/3程度の水を換えてあげましょう。一度に全部の水を換えることは急激な水質変化(水温の急変、バクテリアの激減、phの急変)につながりますので、緊急時(水槽内に感染病が出た時など)以外では止めましょう。

水温

めだかは水温が低くても(0度以下になっても冬眠してしのぎます。)高くても(鑑賞種の限界は39度くらいです。野生種は40度を超えても耐えるとか…。)よく耐えますが、やはり無理の無い温度で飼ってやるほうが良いでしょう。20度から30度くらいがめだかにとって過ごし易い温度のようです。
最も活動が活発になるのは25度~28度です。冷却ファンやヒーターを付けることで1年中適温に保ってやることはできますが、絶対に必要という訳ではありません。

水流

三又分岐 三又分岐・接続時

めだかは強い水流を好みません。ろ過器やブクブクを使うと水流ができますが、強いまま放っておくとめだかが弱る原因になります。特に稚魚に強い水流は厳禁です。最悪の場合大量の稚魚が★になります。
ブクブクはエアポンプ(本体)に付いている調整バルブ(付いているものといないものがあります。)や、分岐コック(写真左右共。左は三又の分岐コック。右はそれをチューブで接続した状態。)で泡の量を調節することができます。ろ過器は調整バルブや、放水の位置や方向で調整するとよいでしょう。


→水槽の立ち上げ

めだかの飼い方 あると良いもの

以下の物を加えることで、より良い飼育ができます。

■あると良いもの■

以下の物を加えることで、より良い飼育ができます。

水草

水草を入れると見た目が良くなるだけでなく、めだかの隠れ場所や遊び場になる、酸素を出してくれるなどのメリットがあります。また、産卵時には卵をくっつける場所にもなり便利です。
ただし水草も生きていますので、それなりの世話が必要になります。成長しますので、剪定(せんてい)したり植え替えたりしないといけませんし、病気になったり食害がでたりするので、その都度ケアが必要です。また日中は酸素を作ってくれますが、夜は二酸化炭素を出しますので、入れすぎは酸欠の元になります。
水草によって対応できる水温や水質が違いますので、よく確認してから購入しましょう。合わない環境に入れると、枯れたり腐ったりして水質悪化の原因になります。

底砂

底砂があるとバクテリアが繁殖しやすくなり、水質が安定します(バクテリアはめだかの排泄物や残り餌等を分解してくれます)。ただし全てを分解してくれる訳ではありません。残った汚れは砂の間に入り見え難くなるので、掃除をきちんとしないと病気や水質悪化の原因になることもあります。
、種類は何でも良いようです。とはいうものの、めだかの体を傷つけるような角が鋭いようなものはやめた方がよいと思います。

エアストーン エアポンプ

ブクブク(エアレーション)

ブクブクは水中の酸素量を増やしてくれます。
酸素の量が少ないと産卵量が減ったり、稚魚の成長が遅かったりします。また、夏場はめだかの活動が活発になり、その結果酸素をよく使います。バクテリアが活発に活動する為にも酸素は必要です。こうした事から、ブクブクを付けることをお勧めします。
写真左はエアストーンです。細かい穴が開いていて、そこから酸素の泡が出ます。球状の物や長い物など色々な形があり、サイズも色々です。
右はエアポンプで、酸素の泡を作り出す本体です。これとエアストーンをチューブでつなげて使います。こちらもサイズが色々ありますので、水槽の大きさや用途(分岐コックを使うと複数の水槽に使えます。)に合わせて選んでください。

ろ過器

水質を安定させる為に使用します。中でバクテリアを繁殖させるタイプや、活性炭で汚れを吸着するタイプなどあります。絶対無いといけないものではありませんが、あった方が水質は確実に良くなります。

蛍光灯

屋内飼育では屋外に比べて光の量が少なくなります。だからといって日当たりの良い窓際に水槽を設置すると、水温が上がりすぎて大変危険です。そこで、直接陽の当たらない場所に水槽を設置して、蛍光灯を付けることをお勧めします。蛍光灯は1日8時間くらい点けてやるのが良いでしょう。点けすぎると水草やコケが異常繁殖します。めだかにとっても真昼が10数時間続くのは、あまり良いことではないでしょう。
殺菌目的で日光に当てたい場合は、管理できる時だけ日向に置いてやるのが良いと思います。(ちゃんとした水槽の場合運ぶ事自体難しいですが。出来る場合は…ということで。)

各種測定器

水温計、ph計など、水質をチェックするものがあると変化が直ぐに分かり、管理し易くなります。

めだかの飼い方・増やし方

はじめに
   ●屋内飼育に限った方法を紹介しています。

飼育方法

■最低これだけは■

水が漏れない容器と、水。それと、めだかの隠れ場所になるような物(流木や水草など)と、餌。最低これだけあれば強い種類(緋めだか)は飼えるはずです。

容器

きちんとした水槽でなくても良いです。プラスチックのケースでもコップでもOKです。ただし、なるべく多めの水で飼うことをお勧めします。(『めだか1匹に対して水1リットル』が理想だと、どこかのページで読んだことがあります。)水が多い方が水質が安定しますし、水中に溶けている酸素の量も多くなり、めだかが酸欠で★になる心配も減ります。
容器は、広さがあった方が良いようですが、深さはあまりいらないようです(元々めだかは浅瀬に住んでいますので)。

水道水を2,3日汲み置きしたものを使うのが良いです。水道水を直接使うと、カルキ等の薬が入っている為、めだかに良くありません。汲み置き水は日の当たる場所に置いておくと、早くカルキが抜けて、殺菌にもなります。

隠れ場所

不安な時、喧嘩をして追われた時、水流を避けたい時、体調が悪い時などに隠れ場所が必要です。
隠れ場所があれば、「いざという時の逃げ場がある。」と思って安心するのか、落ち着いて生活するようになります。
隠れられれば何でも良いです。流木や石でも良いですし、水草を密集させてもその中で休めますので、立派な隠れ場所になります。

屋外飼育だとミジンコ、アオコ等が自然発生したり、虫やその卵、幼虫が居たりと、餌にはあまり困らないようです。しかし屋内、特に観賞用の水槽ではそうした物はあまり期待できませんので、人工の餌をあげます。
『めだかの餌』と書いてあるものでなくても食べます。小さい口で水面に浮いている餌を食べますので、小さい粒で水面に浮くようなタイプの物を与えると良いでしょう。フレークやブロックタイプの餌をあげたい時は、細かく砕くなどして食べ易い状態にしてやるとよいと思います。


→あると良いもの