大阪の新高滝観魚園です。
楽しみなゴールデンウィーク前ですが 薬品が入荷致しました。
お問い合せ先:06-6854-6201 10~17時 木曜日定休日


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水カビ病
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◦ミズカビの菌糸。
◦水カビ病の病魚。ミズカビに組織が壊死している。
水カビ病 水カビ病は、真菌類のミズカビ目、ミズカビ科、ミズカビ属(Saprolegnia)の数種の糸状菌が寄生して起きる。水生菌症、わたかぶり病などとも呼ばれる。
本病は、魚の体表面や卵の外部に発生する外部寄生水カビ病であるが、金魚の真菌性肉芽腫症のように、ミズカビが筋肉内に寄生する内部寄生水カビ病も存在する。
水カビ病は、何らかの物理的な障害を受けた時に、二次的にミズカビが寄生する疾病で、健康な魚には寄生しない。一次要因になるものとしては、細菌感染、外部寄生虫、スレなどによる傷の他に、水温急変や水質変化によるストレスが挙げられる。
【発生時期】 晩春から春にかけて、水温20℃以下での発生が普通だが、産卵直後に傷を負った親鯉や、卵にも発生する。卵がミズカビに侵されると、孵化率は極端に低下し、自然採卵では孵化仔魚が皆無となることもある。
症状
二次的な疾病なので、健康な魚が直接ミズカビに侵されることはない。鰭腐れ病、穴あき病、白点病などの病魚や、取扱いによる皮膚の損傷などが見られる魚に発生する。
外観的な特徴は、体表に菌糸体と呼ばれる綿毛状の着生物が付着して、毛皮状に見える。体表に繁殖したミズカビは、表皮組織から奥に入り込み、寄生部位を壊死させる。
病魚は食欲不振に陥り、水面を浮遊し、末期症状では排水部に力なく寄ることがある。本病による死因は、浸透圧差調節の破壊によるものである。(※①)綿毛様の着生物が見られる病気として、エピスチリス(ツリガネムシ)症を本病と見間違える場合があるが、ミズカビ病の菌糸は白く、指で摘めるくらい長い。一方、エピスチリス症の場合は、ビロード程度に毛足が短く、肉眼でも容易に判断できる。
治療
本病の治療には、古くからマラカイトグリーンやメチレンブルーなどの色素剤が使用され、効果が知られている。ただし、マラカイトグリーンは水産用医薬品ではなく、その使用は条件付きで厳しく制限されている。取扱いには自己の責任において十分に注意を払わなければならない。(※②)また、本病による斃死は浸透圧差調整が破壊されることによるので、0・5%食塩水により、魚体内外の浸透圧を等しくすることで延命効果が期待できる。しかし、魚体の三分の一以上が本病に侵されると、治療効果は薄い。
【マラカイトグリーン】
1.水1トン当たり、マラカイトグリーン0・2~0・3gで、48時間の薬浴、または直接散布。長時間薬浴の場合は酸素欠乏に注意する。
2.水1トン当たり、マラカイトグリーン0・5~1gで、30分~1時間の薬浴。
3.マラカイトグリーンの濃厚液を患部に直接塗布、数日反復する。濃厚液が鰓に入ると薬害が出るので十分に注意する。マラカイトグリーンはメチレンブルーの10~20倍という強い魚毒性があるので、使用量を間違えないこと。ミズカビは高温に弱いので、水温を20℃以上に上げると治療効果が高まるが、25℃以上では、マラカイトグリーンの魚毒性が高いので使用できない。マラカイトグリーンは有機物や活性炭に吸収されやすく、酸素によって変色したり、還元されて効果を失う。薬浴には清水を用いることで最も効果が上がる。有機物の多い観賞池では、水1トンに0・3gを散布する。また、マラカイトグリーンは人間に対しても発ガン性が指摘されており、入手出来ない場合もある。取扱いは十分に注意し、薬液を絶対に素手で扱わないようにする。環境汚染にも配慮して、使用後の排水は中和を確認して行わなければならない。
【メチレンブルー】
メチレンブルーはマラカイトグリーンに比べ魚毒性は低いが、使用の注意はマラカイトグリーンに準じる。 水1トン当たり、メチレンブルー1~2g(水溶液の場合は、成分量として)を散布。 メチレンブルーを主成分とした水産用医薬品としては、グリーンFなどがある。
【ルゴセリン液】
ルゴール液とグリセリンを1対2の割合で混合し、患部に塗布。初期の治療に。
【その他】
綿状の菌糸を除去し、イソジンを塗布、エルバージュを水1トン当たり10~20gと食塩5㎏で薬浴。水温を25℃以上に上げる。特に体表の大部分にミズカビが寄生した重症魚では取り除く。
予防
本病は二次感染であるから、一次原因となる要素を取り除くことで、本病の発生は抑えられる。寄生虫や感染症、取り上げなどによるスレは速やかに治療し、また、本病に感染した魚は隔離して、感染胞子が池水中に広まるのを防ぐ。しかし、感染源となる菌(遊走子)は池水中に常に存在していると考えられ、まず第一に必要なことは、感染症や寄生虫症が蔓延したり、水質変化を起こすような環境の見直しである。
【卵の消毒】 孵化までの卵は、前もってミズカビの着性を防ぐことが必須条件となる。水1トン当たり、マラカイトグリーン2・0~2・5gで30分間の消毒を行う。
※① 鯉をはじめ淡水魚では、魚体組織内のほうが環境水より浸透圧が高い。真水に長時間浸した手がふやけてくるように、淡水魚の体組織には常に環境水が浸透してくる。このため、淡水魚では常に多量の薄い尿を排泄し、鰓からは塩化物を吸収して、体組織内の濃度を一定に保っている。浸透圧差が高いほど、その調節にはエネルギーが必要になる。病魚の治療の際に0・5%食塩水が有効なのは、環境水の濃度を魚体組織内の濃度と近づけて、病魚に無駄なエネルギーを消費させないようにするという意味合いもある。
※②「水産用医薬品以外の物を、魚介類に対し、薬剤として使用することは極力さけることとし、 1.代替薬となる水産用医薬品がない等他に替わりうる手段がない場合であって、食用に供せられるおそれのない魚卵や稚魚の消毒などにやむを得ず用いるとき以外は、水産用医薬品以外の物を薬剤として使用しないこと。
2.やむを得ず水産用医薬品以外の物を使用する場合には、薬剤として使用した物を吸着し、又は中和するための措置を講ずる等環境の汚染が生じないよう十分配慮すること。(56水研第797号)
浮腫症
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◦浮腫症の病魚(上のむくみのある方)
◦浮腫症の病魚。鰓弁が癒着してくっついて見える。
◦浮腫症の発病池。稚魚が群れを作っている。
◦浮腫症の原因ウイルス(透過型電子顕微鏡像)
浮腫症 浮腫症は名前の通り体の浮腫が特徴で、6~7月頃、放養直後の錦鯉の稚魚に限って発生し、大量死をまねく。
従来、『浮腫症』に罹った鯉は三日ぐらいで全滅すると言われてきたが、最近では、病気の進行の穏やかなタイプの浮腫症も多くなっている。一週間~十日をかけてぽつぽつと死んでいったり、浮腫が一部の鯉に見られるだけで、他は元気に泳いでいるという状況も見られる。
これらタイプの異なる浮腫症の原因は、同じウイルスであろうとほぼ断定されてきている。浮腫症は梅雨期に発生し、水温が25℃を越えると発病が見られなくなる。また高温の続く年は発生が少ないことから、原因ウイルスは高温に弱いと推測されている。
症状 外観状は浮腫、眼球の落ち込みが特徴で、また、体表の出血や立鱗を見ることもある。病魚は遊泳を停止し、平衡感覚を失い、一斉に水面に浮上し、水流に流されて注水口や排水口付近に集結してしまう。しかし、同様の症状は、別の原因による病気でも見られることがある。
浮腫症に罹った病魚の鰓は、上皮が著しく肥厚し、毛細血管を圧迫して、血行障害、循環障害を引き起こし、塩類の吸収、排出機能も麻痺する。
治療 浮腫症は、越冬池などの加温設備のある池に鯉を入れて、塩水浴と同時に水温を上げることで、治療できることがわかってきた。通常の水温では5日間以上の塩水浴が必要だが、30℃以上にすると3~4四日程度で治療できる。また、細菌による二次感染も考えられることから、水産用テラマイシンや水産用パラザンなどの抗菌剤を併用する治療もなされている。 1.食塩……水1トン当たり、食塩5~6㎏で3~5日間の薬浴。
2.食塩と抗菌剤……①の濃度の食塩と、テラマイシン(水1トン当たり50g)、またはエルバージュ(水1トン当たり10g)、またはパラザンD(水1トン当たり100ml)の混合薬浴を3~5日間。エルバージュは直射日光に当たると分解が早いので、薬浴時は池に覆いをする。また、病気が発生した池をそのまま放置しておくと、鳥などがウイルスを運び、他の池にも伝搬して病気が拡大する可能性もある。発病した池の水は捨ててしまうか、サラシ粉などを撒いて完全に消毒し、他の池への感染を防ぎ、被害を大きくしない心掛けが、生産地域全体の防疫のためにも必要な対策といえる。予防新潟県内水面水産試験状の山田和夫氏は、浮腫症の原因ウイルスが池に密んでいるのではなく、親鯉がウイルスを持っていて、親と接触することによって稚魚が感染して発病している可能性が高いとの見解を示している(月刊錦鯉№90「浮腫症・眠り病・新しい鰓病の対策」)。
したがって、親鯉を飼育している池の水を、稚魚池に引き込まないといった心配りで、浮腫症の発病をかなり抑えられるのではないかとしている。
【水作りによる予防】 植物プランクトンがよく繁殖した池、光が良く当たる池、晴天が続く時期などには発生しにくいとされていて、水作りと水質環境の安定化が予防のひとつとされる。また、池の底土をかき回すことにより、発生率を低下させられるとの説もあるが、確証を得ていない。
【天日乾燥と消毒剤の使用】 従来から行なわれている天日(太陽)乾燥は予防効果がある。夏の日差しなら30分程度、陽光にさらしておけば完全にウイルスは死んでしまう。ただし、梅雨時期だと天日乾燥ができないので、消毒剤を使う方法と併せて実行する必要がある。
浮腫症のウイルスは、さらし粉、逆性石鹸、イソジンなどで殺すことができる。ただし、これらの消毒薬は錦鯉に直接使用することができない。そのため、卵や産卵池、稚魚育成池を消毒することで、発病を抑える試みが継続試験されている。
消毒は野池と卵の両方を行って効果がある。消毒後は、他の消毒しない池の排水などが入らない水源から飼育水を引く。消毒による予防効果は、広い地域で一斉に行うことにより、より一層効果が期待できる。
【野池の消毒方法】 1.野池を予め、水を切って乾いた状態にしておく。高度さらし粉を水100リットルに対し、有効塩素濃度70%の場合なら150g、同じく有効塩素濃度60%の場合は170g溶かした消毒液を、晴天の日の午後から夕方にかけて隅から隅まで散布する。消毒の2~3日後から野池に水を張り始める。消毒液に次亜塩素酸ソーダを使用する場合は、有効塩素濃度10%溶液で100倍に希釈して使用する。
2.野池に水深10㎝ほど水を張っておき、水量に対して10~20ppmの有効塩素濃度になるように、高度さらし粉を水に溶かして散布する。または、次亜塩素酸ソーダを水で薄めて同じ濃度になる量を散布する。消毒後、2~3日置けば塩素は飛んでそのまま使用できる。消毒剤は吸い込むと、喉、呼吸器官を痛めるので、マスク等を使用して行う。近くの川や錦鯉等の入っている池には、絶対に消毒液を散布したり、流したりしない(魚の斃死事故につながる)。さらし粉や次亜塩素酸ソーダなどの塩素剤は、他の薬品類と混ざると大変危険である。
【卵の消毒方法】 消毒を行う水槽、及び、消毒を終わった卵を収容する水槽は、予め高度さらし粉、または次亜塩素酸ソーダで消毒し、塩素を完全に飛ばしておく。
魚巣はキンラン(化学繊維製)を用いて採卵する。シュロ皮などは消毒剤を吸着しやすいため、消毒の効果が充分にあがらず適当ではない。採卵後、発眼した時点で、水産用イソジン液を200倍に薄めた消毒液の中に卵をキンランごと15分間浸ける。消毒中はエアレーションを充分行い、酸素の補給と撹拌をする。消毒終了後、卵は浮腫症ウイルスで汚染されていない水をかけて消毒液を洗い流す。また、イソジンはハイポで中和(茶色の液が中和によって透明となる)した後、排水する。消毒・洗浄・卵を収容する水槽の水は水温変化がないように注意する。消毒後は、卵は浮腫症ウイルスに汚染されないように注意する。
眠り病
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◦池の中の眠り病の病魚。
越冬中の当才魚、または二才魚の病気として、近年よく知られる眠り病は、その名のとおり、鯉が池底などに集まり、眠ったように横転する病気である。時には成魚にも発生し、池揚げ時や、土池から越冬池などに移動した直後に良く見られる。
【原因不明】 原因は不明だが、急激な環境の変化や、運搬などによる魚の疲労、慢性的な栄養失調、水質の悪化などが誘因となって起きると考えられている。健康な魚にも感染することから、病原体による感染症の疑いが強い。
新潟県内水面試験場では、推測としながら、秋の水温の低下や環境の変化に伴って、エロモナス菌のような細菌が体の中で増殖し、それによって”眠る“という症状が起きてくるのではないかとしている。
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症状 池底などに集まった魚が、しだいに眠ったように横転し、腹を見せて遊泳を停止、水中に浮遊する。一見、死亡したかのように見えるが、物音などには敏感に反応し、驚いたように逃げ出す行動をとるが、すぐ横転してしまう。
病魚の外観はむくみ、眼球のくぼみを伴うこともあるが、前記したように浮腫症とは異なる原因によると考えられる。放っておけば死にいたることが多い。なお、寄生虫の大量寄生や、カラムナリス菌の感染でも類似の症状が見られる。
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治療
①食塩を水1トン当たり5~6㎏で薬浴を7~10日間(水温は徐々に20~25℃に上げる)。
②、①と同時にテラマイシンを水1トン当たり50g、またはエルバージュを水1トン当たり10g混合し、7~10日間薬浴をする(水温は徐々に20~25℃に上げる)。
抗菌剤の使用上の注意は、他の細菌感染症の項を参照のこと。
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予防
越冬と同時に水1トン当たり5~6㎏の食塩を池に入れ、一週間~二週間塩水浴を行い、その後、少しずつ水を差していって塩の濃度を下げていく。
食塩水が治療や予防に効果がある理由は定かではないが、眠り病の病魚の血液中にはナトリウムイオンが欠乏しているとの報告もある。
早期に処置すれば完治します。
代表的な熱帯魚の病気の外部症状
| 部位 |
症状 |
写真 |
推定される 病気 |
対策 |
| 口 | ただれる・周辺の皮膚が白くなる。 | 口ぐされ病 | グリーンFゴールド エルバージュエース |
|
| 鰓 | 淡黄色の粘液物が付着する。 | 細菌性鰓病 | グリーンFゴールド 観パラD エルバージュエース |
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| 体表 または 鰭 |
直径0.5mm程度の小さな白点が、あちこち見られる。 | 白点病 | ニューグリーンF アグテン グリーンF グリーンFリキッド グリーンFクリアー |
|
| 米粒大の白い物が付着し周辺の皮膚が充血する。 | ※写真は金魚です |
エピスティリス症 | ニューグリーンF アグテン等 |
|
| 鱗1-2枚程度が充血する。体全体が内出血する。 | 運動性エロモナス症 | 観パラD グリーンFゴールド |
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| ネオンテトラの体表が白化する。 | ネオン病 | 観パラD グリーンFゴールド |
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| グッピーの体表が白化する。 | テトラヒメナ症 | |||
| 鱗が逆立ち、松かさのようになる。 | ※写真は金魚です |
マツカサ病 | 食塩浴と観パラDの併用 エルバージュエース |
|
| カビのようなものが付着する。 | ミズカビ病 | ニューグリーンF アグテン グリーンF グリーンFリキッド |
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| グッピーが尾ひれをたたんで、立ち泳ぎする。 | グッピー病 | 水温を20℃まで下げる。 | ||
| 鰭の先端が白濁する。 | ※写真は金魚です |
尾ぐされ病(初期) | 観パラD エルバージュエース アグテン グリーンFゴールド グリーンFリキッド |
|
| 鰭全体が腐る。 | 尾ぐされ病(重症) | 観パラD エルバージュエース アグテン グリーンFゴールド グリーンFリキッド |
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| 鰭全体が赤く充血する。 | 運動性エロモナス症 | 観パラD エルバージュエース |
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| その他 | ディスカス・エンゼルフィッシュの糞が透明または、白色。 | 腸管鞭毛虫症 | メトロニダゾール(観賞魚用は市販されていません。) |
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| ※薬効期間は水温・水質等によって異なります。・薬品は使用上の注意をよく読み、規定量を守りましょう。 ・海水魚やアロワナなどの古代魚、 大型ナマズ類には使用しないで下さい。 |
代表的な鯉の病気の外部症状
| 部位 |
症状 |
写真 |
推定される 病気 |
対策 |
| 口 | ただれる・周辺の皮膚が白くなる。 | ※写真は熱帯魚です |
口ぐされ病 | グリーンFゴールド エルバージュエース |
| 鰓 | 淡黄色の粘液物が付着する。 | 細菌性鰓病 | グリーンFゴールド 観パラD エルバージュエース |
|
| 腐ったように黒ずむ・淡いピンク色を呈する。 | 寄生虫性鰓病 | リフィッシュ | ||
| 鰓から粘液が分泌され鰓全体が厚ぼったくなる。 | 寄生虫性鰓病 | リフィッシュ | ||
| 体表 または 鰭 |
直径0.5mm程度の小さな白点が、あちこち見られる。 | ※写真は熱帯魚です |
白点病 | メチレンブルー アグテン ニューグリーンF グリーンF グリーンFクリアー グリーンFリキッド |
| 米粒大の白い物が付着し周辺の皮膚が充血する。 | ※写真は金魚です |
エピスティリス症 | アグテン メチレンブルー ニューグリーンF グリーンFリキッド |
|
| 鱗1-2枚程度が充血する。体全体が内出血する。 | 運動性エロモナス症 | 観パラD グリーンFゴールド |
||
| 鱗1-2枚程度が白濁し、その周辺が充血する。 | ※写真は金魚です |
穴あき病(初期) | 観パラD グリーンFゴールドリキッド エルバージュエース |
|
| 体表に穴が開き、筋肉が露出する。 | ※写真は金魚です |
穴あき病(重症) | 観パラD グリーンFゴールドリキッド エルバージュエース |
|
| 鱗が逆立ち、松かさのようになる。 | ※写真は金魚です |
マツカサ病 | 食塩浴と観パラDの併用 エルバージュエース |
|
| カビのようなものが付着する。 | ※写真は熱帯魚です |
ミズカビ病 | メチレンブルー アグテン グリーンF ニューグリーンF グリーンFリキッド |
|
| 体表の粘膜が白く見える。 | ダクチロギルス症 | リフィッシュ | ||
| 体表に1cm以下の細長い虫が突き刺さる。 | ※写真は金魚です |
イカリムシ症 | リフィッシュ | |
| 体表に3-5mm程度の円盤状の虫が付着する。 | ウオジラミ症 | リフィッシュ | ||
| 鰭の先端が白濁する。 | ※写真は金魚です |
尾ぐされ病(初期) | 観パラD エルバージュエース アグテン グリーンFゴールド グリーンFリキッド |
|
| 鰭全体が腐る。 | ※写真は熱帯魚です |
尾ぐされ病(重症) | 観パラD エルバージュエース アグテン グリーンFゴールド グリーンFリキッド |
|
| 鰭全体が赤く充血する。 | 運動性エロモナス症 | 観パラD エルバージュエース |
||
| 魚が眠ったようになる。 | ねむり病 | 食塩浴(0.5%) |
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愛魚が健康で育ってくれるためにも魚の病気の知識を持ちましょう。
代表的な金魚の病気の外部症状
| 部位 |
症状 |
写真 |
推定される 病気 |
対策 |
| 口 | ただれる・周辺の皮膚が白くなる。 | ※写真は熱帯魚です |
口ぐされ病 | グリーンFゴールド エルバージュエース |
| 鰓 | 淡黄色の粘液物が付着する。 | 細菌性鰓病 | グリーンFゴールド 観パラD エルバージュエース |
|
| 腐ったように黒ずむ・淡いピンク色を呈する。 | 寄生虫性鰓病 | リフィッシュ | ||
| 春や秋に、金魚の鰓の色が淡いピンク色を呈する。 | 金魚のヘルペスウイルス病 | 水温を25℃以上または、15℃以下にする。 斃死・瀕死魚は、すみやかに取り除く。 |
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| 体表 または 鰭 |
直径0.5mm程度の小さな白点が、あちこち見られる。 | 白点病 | ニューグリーンF アグテン グリーンF グリーンFリキッド グリーンFクリアー |
|
| 米粒大の白い物が付着し周辺の皮膚が充血する。 | エピスティリス症 | ニューグリーンF アグテン グリーンFリキッド |
||
| 鱗1-2枚程度が充血する。体全体が内出血する。 | 運動性エロモナス症 | 観パラD グリーンFゴールド |
||
| 鱗1-2枚程度が白濁し、その周辺が充血する。 | 穴あき病(初期) | 観パラD グリーンFゴールドリキッド エルバージュエース |
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| 体表に穴が開き、筋肉が露出する。 | 穴あき病(重症) | 観パラD グリーンFゴールドリキッド エルバージュエース |
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| 鱗が逆立ち、松かさのようになる。 | マツカサ病 | 食塩浴と観パラDの併用 エルバージュエース |
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| カビのようなものが付着する | ※写真は熱帯魚です |
ミズカビ病 | ニューグリーンF アグテン グリーンF グリーンFリキッド |
|
| 体表の粘膜が白く見える。 | ※写真は鯉です |
ダクチロギルス症 | リフィッシュ | |
| 体表に1cm以下の細長い虫が突き刺さる。 | イカリムシ症 | リフィッシュ | ||
| 体表に3-5mm程度の円盤状の虫が付着する。 | ※写真は鯉です |
ウオジラミ症 | リフィッシュ | |
| 鰭の先端が白濁する。 | 尾ぐされ病(初期) | 観パラD エルバージュエース アグテン グリーンFゴールド グリーンFリキッド |
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| 鰭全体が腐る。 | ※写真は熱帯魚です |
尾ぐされ病(重症) | 観パラD エルバージュエース アグテン グリーンFゴールド グリーンFリキッド |
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| 鰭全体が赤く充血する。 | 運動性エロモナス症 | 観パラD エルバージュエース |
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| 魚が転覆する | 転覆病 | 水温を25℃まで上げる。 |
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大阪の新高滝観魚園です。毎日、寒いですねッ![]() インフルエンザが大流行 ![]() 暖かくして頑張りましょう 今日はリフレッシュをお勧めします。
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水槽やコンクリート池には
錦鯉に適正な土の成分が少ないので、 錦鯉の色艶が劣るのです。 コンクリート池を優れた土の池と同じ、 栄養素に恵まれた水質にすることができます。 モンモリロナイトを核として周りを珪酸・ アルミニウム・カルシウム・マグネシウム・ ナトリウム鉄・カリウム他16種に及ぶ 錦鯉に欠くことのできないミネラル群が 取り巻いている、他に類のない特殊粘土です。 |
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| リフレッシュ®は秋田県八沢木地区からのみ 採掘される形と粉末状の粘土鉱物です。 これの産出される地域では、昔から下痢・傷・歯の痛みなどが治る 「不思議な土」として長く語り継がれて参りました。 現在では家畜飼育にも使用され、 日本学術名「珪酸塩白土」商品リフレッシュ®として 登録されております。水質改善においては 水が腐らないことが分かってきました。 固形を入れて見ましょう。・・・・・・ 何年経過しても、 濁ったり臭ったり腐らずに 無害な状態を続けます。 飲料水として見た場合、 水道水が無害で美味くなります。 適当な器に入れ水を張ってください。 この置き水で、何時も安全で 美味しい水が満喫できて、 後は消費した水を追加するだけです。 |
![]() このフワフワしたものが モンモリロナイトです。 (電子顕微鏡写真3000倍) 秋田大学鉱山学部撮影 |
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マネの出来ないリフレッシュの効用
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エラ病治療
エラ病といってもその原因は様々で病原菌、病原虫が主な原因になるが、餌のやり過ぎや水温の急変によっても、また度を越えた青水飼育も原因になる。エラ病は進行するとエラ腐れ病になることが多い。 早いうちに適切な治療をしないと全滅の憂き目に遭う怖い病気だ。それなのに「今年はまだエラらしいエラ病はやっていない」と心配する。確かにエラ病は人間の麻疹のようなもので、一度かかると免疫力がつくようだ。私たちにとって「エラ病が避けて通れない病気」となれば、 水温が高く治しやすい時期、早めに免疫をつけておきたいと思うのは当然であろう。 |
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| エラ病治療の基本は塩!
エラ病の治療方法として塩はあまりにも有名である。 |
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| 洗面器を使った塩治療・・・・ 洗面器を使い0.5%食塩水浴が最も基本的な方法で治りも早い。 |
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| ① | 50㌢の洗面器に10リトルの水を入れ、塩50グラムを入れると0.5%の塩水ができる。(50㌢の洗面器に10㌢水を入れると 10リットルとなる) |
| ② | 魚は1枚の洗面器1匹とし、最初の2日間は毎日水換えをする。 |
| ③ | 水量を正確に測り0.5%の塩水になるように食塩を入れます。 (塩は並塩、荒塩、岩塩が良いと言われていますが食塩で十分効果があります) |
| ④ | 治療に入ったら3日間は毎日水を替え規定量の塩を入れる。 |
| 池での塩治療・・・ 魚の数が多く、洗面器治療が出来ない時は、池で治療する。 |
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| ① | 池に苔が付いていると治療効果があがらないので、苔や汚れをきれいに洗い落とす。 |
| ② | きれいに洗った池に水を10~15センチ入れる。 |
| ③ | 水量を正確に測り0.5%の塩水になるように食塩を入れます。 (塩は並塩、荒塩、岩塩が良いと言われていますが食塩で十分効果がある) |
| ④ | 治療に入ったら3日間は毎日水を替え規定量の塩を入れる。 |
| ⑤ | エラの機能が落ちているのでエアーを強めにする。 |
| ⑥ | 治療中は絶食を厳守すること。 |
| ⑦ | 3~7日後、魚は元気を取り戻すのでころあいを見て消化の良い人口飼料を与える。 |
| エラ病治療 Ⅱ | ||
| マゾテン20治療 | ||
| 水産用殺虫剤として安全性が認められた薬で魚の養殖に広く使われている。 吸虫類・繊毛虫類・鞭毛虫類がエラに寄生しておきるエラ病に有効な薬です。 ペットショップで比較的簡単に入手できるので常備しておきたい薬の一つである。 |
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| 使用上の注意 | ||
| 10度以下、30度以上の水温では使用不可 使用量が微量のため計量が難しいので、まず100倍に薄めた液を作り、それを再度計量すると微量を正確に計測できる。 |
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| ホルマリン治療 | ||
| ホルマリンはふぐ養殖業者が食用の「ふぐ」に使って有名になった、あの薬です。 ホルマリンは、シックハウス症候群を引き起こす原因となる科学物質としても有名ですね。 ホルマリンは比較的安価で入手でき、大変効果が高い薬として、エラ病の予防と治療に使われている。 |
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| エラ腐れ病 | ||
| 細菌コンドロコッカスカナムナスの感染が原因で、エラが白くなり病状が進むと組織が崩れてエラ組織が欠落する。 健康な魚はエラ腐れ細菌に侵されることはないが、エラ病などが原因でエラに傷がつくと感染することがある。 したがってエラ腐れ病を治すためにはエラを傷つけているエラ病等の原因を取り除く必要がある。 (具体策として寄生虫の駆除等を行う) ・水産用細菌感染治療薬として使用が認められている「エルバージュ」がよく効きます。 ・家庭常備薬として使われているオキシドールも有効。 |
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| オキシドール(過酸化水素水)治療 | ||
| 細菌感染によるエラ病治療に家庭常備薬として使われているオキシドールが有効です。 使用量を間違えに限り比較的安全な薬のためお勧め。 病気予防のために水換えの際、薬浴を行うのも良い。 |
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| 使用法 | ||
| 10リトルの水にオキシドールを5cc入れる。 およそ1時間薬浴する。 薬浴は1日2回朝と夕方薬浴を行う。 |
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